想い

大好きな祖母の死

小さい頃からおばあちゃん子だった私。私が大学生になった頃から認知症が始まり、後期に入ると会う度「どちらさん？」とまるで他人のようになってしまいました。そんな姿を見るのが辛く、どんどん会う頻度が減り、会わなくなって１年後に他界しました。後から知った、最後の短冊への願い事は「早くお迎えがきますように」。辛い思い、淋しい思いをさせてしまったこと、笑顔にしてあげられなかったこと、そんな後悔がずっと胸にありました。

いつまでも、心豊かに、そして家族との繋がりを感じられるように過ごせる社会を創りたい。そう願いました。

ボランティア演奏

おばあちゃんの影響で始めた、高齢者施設でのボランティア演奏。

笑顔で聴いてくれる人、涙を流して聴いてくれる人。演奏が終わった後には「ありがとう」と声をかけてくださり、とてもやりがいを感じていました。

音楽の持つ力を、もっともっと多くの人に届けたい。「楽しい」「感動した」以上の、生きる力や幸福感、人との繋がりや健康な体に結びつく音楽を、1人でも多くの人に感じてもらいたい・・・

大切な人が乳がんに。私にできる事は？

母のような存在の人が、乳がんを発症。いつだって側にいてくれて、いつだって私の一番の理解者でいてくれた人。私は何もお返しができていない・・・自分に何ができるのか？笑顔になってもらうために、前向きな気持ちになってもらうために、自分に何ができるのか・・・

私にできることは音楽しかない。

「外に出られないなら、私が行けばいい！ご家族だけで楽しめるプライベートコンサート。曲は、思い出の曲で綴る世界に1つの”あなただけの"コンサートをプレゼントしよう」

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